75A4のメンテナンス
| 現象 | 原因 | 対策 |
| ザザ! ジジ!という不快なノイズ | コンデンサの絶縁不良(絶縁抵抗は10の5乗MΩ程度が正常値)によるものが大半で100KΩ程度しかないものもザラ | 少なくとも以下のカップリングコンデンサは交換する必要がある。 C34 100PF V2 PIN5〜V3 PIN7間に接続されている C38 220 V4/1〜V4/7 C39 47PF V3/9-GND C52 4PF V3/9〜V5/7 C144 1000 V9/9〜 C68 470 V6/5〜V7/2 C71 1000 V7/2〜 C75 470 〜V8/1 C81 470 V8/5〜V9/1 C104 470 V8/5〜V21/1 C90 220 V11/6〜GND C91 220 L28〜GND C92 100 V20/5〜V11/7 C95 0.01μF L28〜S3 C100 0.01 V13/1〜V13/7 C101 0.01 V13/6〜V22/1-7 C208 100PF V15/5-V5/2 またAF-GAINを絞りきっても出てくる同様ノイズは電源回路のフィルターコンデンサC94/A,B,C 40μF/300V×3が原因のケースもある |
| なんとなく調子が悪い、半世紀前のセットだからこんなものとあきらめている方に往時の素晴らしい性能をよみがえらせるには | 前項に続いて12個のコンデンサの交換です,いずれも絶縁不良 | C54 C62 C70 C97 C98 C108 C111 C112 C115 C146 上記10個はすべてフイルムコンデンサ/ペーパーコンデンサーで0.1μF、 C102/1μF C124/0.47μF 下の写真は2台の75A4から採集したものでその絶縁抵抗は驚く無かれ0.05M〜0.2MΩに低下 |
| 時々特定のバンドの受信ができなくなるがバンドスイッチをまわして戻したり電源スイッチを入れなおしたりすると受信できるようになる | 聞こえなくなるバンドのクリスタルオッシレータの発振がが止まって起こる。 @コイル L11〜17の調整不良 Aコイルと並列に接続されているマイカコンデンサーの絶縁不良 |
@は再調整、 発振電圧最大点から1/4回転ほど戻したところに固定する 詳しくはマニュアルのALIGNMENT OF CRYSTAL OSCILLATORの項参照。 Aは取り外して絶縁計(普通のマルチメータ等では測定不可)で計って確認の後交換し再調整。 |
| 上記の問題に関連して 交換するマイカコンデンサーの容量許容差に注意 耐圧はいずれも500Vで可 |
交換するマイカコンデンサーの許容差に注意 C40〜45及びC51のクリスタルオツシレーターのV4/12AT7 PIN5に接続されている共振回路に使用されているC40〜45およびC51の各コンデンサーのうち15meter Band用の110PFのみは許容差±2%のものが必要、さもないとこのBANDのみは発振しないと言う悩みで時間を浪費あるいはクリスタルを犯人にして無駄な経費を費やすことになる、他は±10%でよい (このことはマニュアル付属のパーツリストにも記載あり) |
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| 続いて同様ノイズの発生 | V12 6AL5の不良(内部の絶縁物マイカなど) | RF GAINを絞りきっても発生しているのがわかる 容易に交換して判定できるので試して見るとよい |