51S-1メンテナンスのヒント
| 現象 | 原因 | 対策 |
| KHzダイヤルは100KHzごとにカウンターが回転するが、このときチューニングノブにとても大きい負荷を感ずる。 この現象は冬季に多くしかもセットが温まると緩和するのが特徴 |
カウンターの回転軸と100KHzダイヤルの摩擦により起こる、特に本来注油してはいけないこの部分に注油すると更にこの現象は加速される。 | カウンターを取り外し・細いピンを抜き取って分解の上100KHzダイヤルの軸孔を広げる。 注意 分解は組み立て順序をメモし組み立てるとき間違わぬようにしましょう! また交換部品の入手は極めて困難です、細心の注意が必要です。 |
| 51S-1のヒーター回路 (動作中に球を引き抜くと事故につながる 注意!) このセツトのヒーター回路は図のように大変複雑です実際にあった例ですが熱くなるV12/6BF5を引き抜いてしばらくすると煙がでてその後球を元に戻しても音が出なくなった |
下の図をご覧ください (V12の左側から26VACが供給されている) V12/6BF5を引き抜きますとV6 V9 R120そしてR129の両端には過大な電圧が発生します、 そしてV6 V9は断線しますますR120と129には多くの電流が流れて過熱し発煙した |
パイロットランプといえども正規のもの以外は使用できません ましてやピン配置が同一だからと異なった規格のヒーターをもつ球との交換はご法度です |
![]() |
||
| 17.500KHZのクリスタルの経時変化による fズレの調整でカバーできる範囲はせいぜい2KHzでこれより大きいと交換が必要 |
クリスタルの注文には少なくとも次の仕様を添付しないと正確なものが出来ないので注意しましょう 保持器形式 HC-6/U 周波数許容偏差 0.0025% 共振状態 並列 実効抵抗 25ohm以下 負荷容量 32pf 発振モード 基本波 |
|
| 2-6MHz Bandで大幅にダイヤルがずれる 中にはずれ幅が10KHzに及ぶものもある。 | ||
| バンドによってダイヤルのゼロ点が大幅に異なりカーソル(±3KHZ)ではカバーできない | HFOクリスタルの周波数変化 クリスタルの周波数は主として次の ことでその固有周波数が変化する @クリスタルを発振させる時間(使用時間)の長さ A取り出す出力(励振レベル)の大きさ B構造に起因する問題の経年変化 |
対策 再調整または交換 51S-1では極くわずか2KHz程だが周波数を調節できる回路になっているが調節しきれない場合は新しいものと交換 この回路に使用するクリスタルの仕様は以下の通りで発注の際は以下の仕様を添付しましょう 保持器形式:HC-18U 周波数許容偏差:0.0025% 温度:40℃ ノ―オーブン 共振状態:並列 負荷容量:32PF 励振レベル:最大6MW 発振モード:基本波または1次オーバートーン |
| 特定のバンドのみ受信不可 | HFOクリスタルの接続不良=ターレット上のプリント回路とクリスタルをマウントするためのハトメの接触不良. 画像資料は追ってアップ 確認方法は Y1〜13及び18〜20までの合計16個のクリスタルはY18(13.5MHz/24.0〜25.0バンド)とY19(26.0〜27.0MHzバンド)を除いて2つのバントに使用されている. 片方のバンドで受信できて、他方で受信できないときは接触不良を疑ってみるとよい. 2つのバンドの組み合わせはマニュアルの3-1表を参照. 同HFOクリスタルの周波数微調整用トリマーC-277〜304の地絡. 小さいターレットに多くのパーツが取り付けられていて相互の電極間が接触してしまっているというケースもあるので上記の接触不良確認後異常がなければ調べて見るとよい. |
プリント回路とハトメは通常きれいに半田付けされているが中にはハンダづけ処理のされていない部分があるので目視確認が可能. 確実な半田付けで対処. トリマーの地絡(短絡してホットエンドがアースされてしまっている)はトリマーの位置調整で解決. |
| スイッチON後10分程度でVFOが10KHz程低い方にジャンプする (温度が上がるとジャンプする) |
C505/27PFの不良 | 交換 |
| 断続的に発生するノイズ | いろんな原因があるがこれは珍しい PTOの出力トランスT501のレヤーショート |
交換または巻きなおしまたはCでDCカットLで7543に+Bを供給 |
| REJECTION TUNINGが全く働かない(利かない) | ![]() |
図のS-7の接触不良が原因. R141/100kΩの交換 とは言っても交換部品は容易に入手できないのが現状. 従って、R141を取り外した上で分解し、接点部分をエレクトロニクスクリーナーで洗浄し、導通試験をした後再取り付けを行う. 分解は壊してしまわないように細心の注意が必要. 2005.9.21 |