32S-1,32S-3のメンテナンス

症状 原因 対策
オーデイオデイストーション/歪っぽい音声 オーデイオの初段管V1A 6U8A 並びにV1B 6U8Aの自己発振/パラスチック ●V1Aの自己発振は32S-3サービスブレテンN.o.1の2項目目にも記載されているようにピン9グリッドに接続されているチヨークコイルL1を47KΩに交換する。
●V1Bの自己発振も耳に聞こえるような周波数ではなくなかなかきずかないが入力された波形は大幅に歪んで出てくるのでそれとわかる。
対策はピン3と2個の100KΩおよび0.1μFの接続点の間に47Ωを挿入する。
オーデイオデイストーション その2

モニターすると歪っぽいなどという状態を超えて完全な異常音がする
リングダイオードの1個がオープンになっている。 4個ともあるいはキャラメル状のものと交換する。
オーデイオデイストーション その3

音声のピークでつぶれる
この現象はモニターするとよくわかる
V2A/6U8Aカソードフオロワーの劣化による出力不足 ●入力レベル3MVでクリップの始まる球も有れば15MVでもOKの6U8Aもある。
後者はその出力レベルも5.5V P-Pと大きく、ALCメーターの動きも活発になるのでそれとわかる。
●MIC入力端子に3〜15MV 1KHZの信号を接続しオッシロスコープでV2A PIN8の波形を観測することで容易に判定できる。
●ALCが作動する前にこんなところで歪むのはもってのほかでKWM-2/2Aにもこのことは当てはまる。
21.28MHzでPA TUNING位置が時間(4-5分間)の経過とともに低いほうにずれる。(現象としてはIPが暫時増加) 6146のプレートとタンク回路を接続しているC76/1000PFの不良

REマークの32S-3に多い現象

3.5や7でもずれるが目立たない
交換
キャリヤーリーク大
QUADダイオードを交換しても
回路を最終形にしても40数dbのサプレッションしか得られない
カソードフォロワーV2/6U8Aピン1/プレートとGND間に接続されているC8/4μFの容量抜けによるリップル分が出力されてキャリヤーサプレッションのヌルポイントが得られない。 C8/4μF 350Vの交換

  外観が紙筒のものは問答無用で交換すべし!
メカニカルフィルターの出力側と455.**KHzクリスタルやその回路の距離が近づきすぎ 距離を離すのは困難で、対策としてフィルターとクリスタルの間にシールド用の板を取り付けると効果的。